手続:任意整理
性別:男性
年代:60代
借金額:930万円
1 依頼者の状況
依頼者は、債権者8社から合計930万円の借金がありました。
毎月の返済額は、8社合わせて16万9000円でした。
なお、後述するとおり、本件では債権者8社のうち5社を対象とする任意整理を行いましたが、5社からの借金の合計額は850万円、5社に対する毎月の返済額は合計15万4000円でした。
2 当事務所の対応と結果
依頼者は、不動産を含むいくつかの資産をお持ちでしたので、自己破産を選択するとこれらの資産を失うリスクがありました。
一方で、毎月の安定的な収入があったため、任意整理によって返済額を圧縮することで、問題なく返済できる見通しでした。
特に、借金額に比較して毎月の返済額が大きい5社については、任意整理を行うメリットが大きいと判断できました。
そこで、当事務所の弁護士は、このような任意整理の概要と見通しを説明し、5社の任意整理をご依頼いただくことになりました。
ご依頼後、当事務所の弁護士は、直ちに債権者5社に対して受任通知を送付し、依頼者に対する直接の請求や督促を停止させました。
その後、債権者5社から借金額に関する資料を収集し、返済条件について交渉を行った結果、将来利息をカットした上で分割払いする条件での和解を成立させました。
これにより、月々の返済額が、5社合計15万4000円から合計13万5000円となり、任意整理前と比較して、1万9000円引き下げることができました。
3 所感(解決のポイント)
債務整理では、借金の総額や資産状況等によって、適切な手段が異なってきます。
適切な手段については、弁護士が詳細に事情をお聞きした上で判断できます。
今回の事案は、自己破産を回避しつつ、任意整理が必要な債権者を選別することで、依頼者にとってベストな結果になったと思います。








