手続:過払い金返還請求
性別:男性
年代:50代
借金額:100万円

依頼者の状況

依頼者は、金融業者2社(A社・B社)に、合計100万円の借金がありました。
取引期間は、A社が23年、B社が24年でした。
依頼者は、全国的なCMや全国各地での出張相談会で知られる東京の弁護士事務所に、債務整理の依頼をしていました。
ところが、依頼から4か月ほど経って突然、その弁護士事務所は、裁判所から破産決定を受けました。
そして、依頼者は、依頼をしていた件の進捗状況が全く分からず、過払い金が発生しているのかどうかも知らされていない状況で、当事務所のご相談に来られ、当事務所で状況確認から対応することでご依頼となりました。

当事務所の対応と結果

当事務所の弁護士は、A社・B社に対し、すぐに受任通知を送付し、取引履歴を取り寄せるとともに、破産宣告を受けた弁護士事務所との交渉状況を確認しました。
当事務所において、利息制限法による引き直し計算を行ったところ、A社・B社とも過払い金が発生していることがわかりました。
また、A社・B社ともに、破産宣告を受けた弁護士事務所とはまだ和解はしておらず、過払い金の支払もしていないことが判明しました。

そこで、当事務所の弁護士は、十分な金額の過払い金を回収するために、依頼者の同意を得たうえで、A社・B社に対して訴訟(裁判)を提起しました。
当事務所の弁護士が訴訟手続を進めた結果、A社から335万円、B社から500万円の過払い金を取り戻すことに成功しました。

所感(解決のポイント)

全国的なCMや全国各地の出張相談会でも知られる東京の弁護士事務所が、裁判所から破産の決定を受けました。
この弁護士事務所に過払い金返還請求の依頼をしていた方は多いと思われます。
本件では、幸い、その弁護士事務所と金融業者との和解は成立していなかったことから、当事務所の弁護士が依頼を受けて、金融業者に対して訴訟を提起し、過払い金を取り戻すことができました。

お客様の声

15年以上借金に苦しんでおりましたが、過払金返還請求により身軽になりました。
些細な事案でも一度弁護士さんへ相談して問題の解決が出来ると思いますよ。

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解決事例の一部をご紹介させて頂きます

No 解決事例
1 50代の男性が自己破産をし、借金の原因の一つにギャンブルがあるものの免責を許可され、1347万円の借金が免除された事例
2 40代の男性が民事再生(個人再生)をし、借金の総額と月々の返済額を大幅に減額した事例
3 20代の男性が任意整理をし、月々の返済額を半減させた事例
4 30代の男性が完済済みの金融業者2社から合計180万円の過払い金を取り戻した事例
5 50代の男性が自己破産をし、408万円の借金が免除されたうえ、自由財産の拡張の手続によって、32万円の現金を手元に残した事例
6 40代の男性が民事再生(個人再生)をし、ローンで購入した住宅を維持したまま借金の総額と月々の返済額を大幅に減額した事例
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9 元金と遅延損害金を合わせて130万円の請求の裁判を起こされた60代の男性が、消滅時効の援用をし、返済の義務を免れた事例
10 50代の男性が、合計100万円の返済が残っていた金融業者2社から、合計835万円の過払い金を取り戻した事例
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12 貸金業者2社に合計50万円の借金があった30代の男性が、消滅時効の援用によって返済の義務を免れるとともに、信用情報における事故情報の抹消等を実現した事例
13 30代の男性が、いったんは任意整理をしたものの、予期せぬ減収が生じて返済が困難となったことから、民事再生(個人再生)を申し立てて、返済総額と月々の返済額を大幅に減額した事例
14 30代の男性が、民事再生(個人再生)を申し立てて、返済総額と月々の返済額を大幅に減額した事例
15 30代の男性が、以前に行った任意整理による返済の継続が困難になったところ、住宅資金特別条項付個人再生の利用により、ローン返済中の住宅を維持したまま、無理なく返済できる再生計画の認可を得た事例
16 50代の男性が自己破産をし、特定の債権者に対する弁済(偏頗弁済)の事実があったものの同時廃止事件となり、免責を許可されて8328万円の借金が免除された事例
17 債権者から預金口座の差押えを受けた70代の男性が、差押範囲変更の申立てをするとともに、債権者に対して消滅時効の援用をしたことで、差押えが取り下げられて、260万円の返済の義務を免れた事例
18 卸売業を営む会社と代表者が自己破産をした事例(借金総額6300万円)
19 40代の個人事業主(大工)が自己破産し、2051万円の借金が免除された事例
20 50代の女性が任意整理をし、月々の返済額を約6万3000円減少(約13万8000円→約7万5000円)させた事例
21 飲食業を営む会社と代表者が自己破産をした事例(借金総額4000万円)
22 30代の男性が民事再生(個人再生)をし、ローンで購入した住宅を維持したまま借金の総額と月々の返済額を大幅に減額した事例
23 40代の女性が、過払い金返還請求をし、金融業者3社から、合計435万円の過払い金を取り戻した事例
24 30代の男性が自己破産をし、妻に対する高額の慰謝料・財産分与の支払を免除された事例
25 50代の男性が住宅資金特別条項付個人再生をし、ローン返済中の住宅を手元に残したまま、住宅ローン以外の総額約600万円の借金を5分の1に減額し、返済の負担を大幅に軽減した事例
26 運送業を営む会社と代表者らが自己破産をした事例(借金総額4130万円)
27 40代の男性が自己破産をし、借金の原因の一つにギャンブルがあるものの免責を許可され、将来の退職金を全額確保しつつ、1237万円の借金が免除された事例
28 会社の代表取締役であった80代の男性が自己破産をし、自由財産の拡張により99万円の財産を手元に残しながら、1億9250万円の連帯保証債務の免除を受けた事例
29 貸金業者3社に合計200万円の借金があった30代の男性が、消滅時効の援用によって返済の義務を免れた事例
30 50代の男性が自己破産により1167万円の借金を免除され、自由財産拡張の手続により82万円の現金・預貯金・保険を手元に残した事案
31 50代の男性が自己破産をし、借金の原因の一つに浪費があったものの、免責を許可されて2400万円の借金が免除された事例
32 50代の男性が自己破産をし、2回目の自己破産で、借金の原因がギャンブルによる浪費であったものの免責を許可され、730万円の借金が免除された事例
33 30代の男性が住宅資金特別条項付個人再生をし、住宅ローン支払中の自宅を手元に残したまま、住宅ローン以外の合計約1350万円の借金を5分の1に圧縮し、返済負担を大きく軽減した事例
34 40代の男性が任意整理をし、月々の返済額を約6万1000円(約10万9000円→4万8000円)減少させた事例