手続:任意整理
性別:男性
年代:40代
借金額:267万円
依頼者の状況
依頼者は、債権者5社から合計267万円の借金がありました。
これらの月々の返済額は、5社で、約10万9000円でした。
また、これらとは別に、住宅ローン・自動車ローンを組んでいました。
当事務所の対応と結果
依頼者は、自宅と自動車を手放したくないという希望を持っていたことから、当事務所の弁護士は、任意整理を行うことで上記希望に沿いつつ依頼者の返済の負担を軽減できると考えました。
そこで、依頼者の生活状況も踏まえて協議したうえで、任意整理によって返済を継続することが可能と判断し、任意整理に着手することとしました。
その後、当事務所の弁護士は、直ちに債権者に対する受任通知を送付して依頼者への直接請求をストップさせました。
そのうえで、返済条件について債権者と和解交渉を行い、将来利息をカットしたうえで、48回から60回の分割払いにするという条件で和解が成立しました。
これにより、月々の返済額が、合計約10万9000円から合計4万8000円となり、約6万1000円の減額に成功しました。
所感(解決のポイント)
住宅ローンについては、個人再生の手続きによって他の借金の返済を抑えつつ自宅を維持するという方法が考えられますが、自動車ローンについてはこのような方法は使用できません。
そのため、自動車が自動車ローンの担保になっている場合、ローン会社以外の会社について任意整理を行い、月々の返済額を低減する方法が考えられます。
本件も、ローン会社を外して任意整理を行うことで、自宅・自動車を維持しながら生活再建の目途を立てることができました。
お客様の声
的確かつ迅速な対応をしていただき大変、助かりました。
ありがとうございます。
※クリックすると拡大されます。