手続:民事再生(個人再生)
性別:男性
年代:40代
借金額:約680万円
1 依頼者の状況
依頼者には、合計約680万円の借金がありました。
生活費のほかに、事業資金としても借り入れをしていたところ、一か月に約60万円請求されることになり、返済が困難となったため、当事務所の弁護士にご相談いただくことになりました。
2 当事務所の対応と結果
当事務所の弁護士は、依頼者の状況やご要望を踏まえ、民事再生(個人再生)を依頼者にご提案し、その手続きをご依頼いただきました。
当事務所の弁護士は、速やかに貸金業者に受任通知を送付しました。
そして、裁判所への提出書類の作成、添付資料の作成・収集を行い、裁判所に対して、個人再生を申し立てました。
申立てに対して、裁判所からは再生手続開始決定が出され、ほどなくして再生計画を認可するとの決定を得ました。
結果として、総額約680万円の借金を5分の1の約136万円に圧縮し、それを3年かけて返済することになりました。
そのため、月々の返済額は約3万8000円となりました。
依頼者の収入状況からすれば、十分な余裕をもって返済できる額です。
3 所感(解決のポイント)
個人再生の手続を定める民事再生法は、「債務者の事業又は経済生活の再生を図ること」を目的として掲げています。
この個人再生手続を行うことで、借金の圧縮→月額の支払額の減額を行うことができます。
今回の案件でも、依頼者の月額返済額を大幅に減額することで、依頼者の経済生活再生のための第一歩のサポートができたと考えております。
借金の整理の方法として、今回ご紹介した個人再生のほかに、自己破産や任意整理があります。
個人再生に限らず、借金の整理をしたいという方は、ぜひ一度当事務所の弁護士にご相談ください。